懐かしのあの人

まだまだ情報公開は先なので詳しい事は言えないのだが、来年以降に向けて進んでいる、ある企画のミーティングが先日あった。

その後は、飲み会になったのだが、そこでなんと大変お久しぶりの方と再会した!

僕がまだ駆け出しの頃、お世話になっていた、伊沢勉さんだ!

名古屋の演劇界では有名な方だが、あまりお会いする事がなくなってから15…いや20年近くにはなるだろうか。

記憶は鮮明だが改めてびっくりだ!

ちょっと席が遠かったので、始めにご挨拶できなかったのだが、時間もすこし経った頃「丹羽も久しぶりだな」みたいに声をかけてくれたのだ。

正直絶対忘れていると思った。というか、最初からは思い出せなかったんだと思う。まあ当時と比べれば僕もちょっとばかり体形がメタモルフォーゼしていたので気がつかなくても当然だと思う。

しかし、勉さんは、僕の記憶のなかと寸分たがわず、20年前のように、ガンガン酒を飲んで、ベロベロに酔っぱらっては、なんだか同じような事をずーっと喋っていた!すごい!サウダージだ!

喋りたすぎて、口にまだお酒が入っているのに喋りだして口からなにか噴きだしたりして、お姉さまがたには面倒がられていたが、僕はもうめちゃくちゃに笑っていた!

なによりあんなにベロベロに酔っぱらっているのに、喋っているのは、不誠実に対する怒りと、他人が喜んでいたという事と、ほんの少しの悲しさと、人の心配と、他人を褒める事ばかりだったのだ!希有な事ではないか。

最終的にはなんか感動すらしてきた!

歩道では僕の手を握りフラフラと歩き、送っていったクルマの中では、「元の劇団に戻れ、そうすればみんな喜ぶ。おれが本も書くし、営業もする」と百万回繰り返していた!なんと面倒くさくてカッコいいおじさんなのだ!

20年経って、当時は太刀打ちできなかった大先輩に、少しは並べるくらいになっているとよいが。

長く続けていると、それだけで面白い出来事が増えていく。

先が楽しみである!


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